収益物件は売るべきか持ち続けるべきか?数字で比べる3つの判断材料【札幌市・近郊対応】
収益物件を「売る」か「持ち続ける」かは、売却時の手取り額・保有した場合の年間収支・今後必要な修繕費という3つの数字を並べて比べれば判断できます。感覚や思い入れで決めると、後から振り返って後悔しやすい部分です。この記事では、札幌市中央区を拠点に不動産の売却・買取・管理を行う「株式会社moco estate」が、比較の手順を解説します。
判断材料がそろっていないからです。
「なんとなく手放したほうがいい気がする」「せっかく買ったのだから持ち続けたい」。どちらも自然な感覚ですが、根拠にはなりません。
必要なのは、次の3つを数字にすることです。
この3つが出そろえば、判断は驚くほど簡単になります。
査定額から、ローン残債と諸費用・税金を引いた金額が手取りです。
計算式は次のとおりです。
手取り額 = 売却価格 − ローン残債 − 仲介手数料など諸費用 − 譲渡所得税
主な差し引き項目は次のとおりです。
※所有期間は「売却した年の1月1日時点」で判定します(出典:国税庁)。
まず無料査定を受けて、売却価格の見込みを把握してください。 ここが出発点です。
所有期間が5年前後の場合は、判定基準に特に注意してください。取得から丸5年を過ぎていても、売却する年の1月1日時点で5年以下なら短期扱いになり、税率が倍近く変わります。
家賃収入から、経費とローン返済を引いた金額が手残りです。
年間の手残り = 年間家賃収入 − 年間経費 − 年間ローン返済額 − 税金
経費として見込む主な項目は次のとおりです。
注意したいのが、空室を織り込むことです。 満室想定で計算すると、実態より良く見えます。過去の入居率を使って、現実的な数字を出してください。
もうひとつ見落としやすいのが、家賃の下落です。建物が古くなれば、家賃は少しずつ下がるのが通常です。10年間ずっと同じ家賃で計算すると、実態より良い結果が出てしまいます。
大規模修繕の時期と金額を見積もります。 ここを無視すると、比較が成立しません。
築年数が進んだ物件ほど、この金額は大きくなります。 一棟物件では、数百万円単位になることも珍しくありません。
管理会社や施工業者に見積もりを取り、 「今後10年でいくら必要か」 を概算しておきましょう。
「10年間の合計」で比べるのが分かりやすい方法です。
たとえば 、売却の手取りが2,000万円、年間の手残りが150万円、今後10年の修繕費が500万円なら、持ち続けた場合の10年間は「150万円×10年−500万円=1,000万円」。これに10年後の物件価値を足して比べます。
数字を並べると、迷いの正体が見えてきます。
この比較で大切なのは、 10年後の物件価値も考慮すること です。持ち続けた場合、10年後には建物がさらに古くなり、そのときの査定額は今より下がっている可能性があります。逆に、土地の価値が高いエリアであれば、大きくは下がらないこともあります。
数字以外にも、考慮すべき点があります。
売却に傾く要素
保有に傾く要素
どちらとも言えない場合は、まず査定を受けて数字を確定させてください。 売却の判断ではなく、材料集めとして査定を使うのが賢い進め方です。
売るか持つかの二択ではありません。 売却資金で別の物件を買う「組み換え」も選択肢です。
当社は売買と管理の両方を行っているため、 売却と購入をあわせてご相談いただけます。
買い替えには売却と購入の両方で諸費用がかかるため、その分を差し引いても組み換えるメリットがあるかを、事前に計算しておく必要があります。
いいえ。査定は現在の市場価値を知るための材料で、売却の約束ではありません。「持ち続けるかどうか判断するために査定を受けたい」というご相談も歓迎しています。当社の査定は無料です。
売却代金だけでは完済できないため、差額を自己資金で補うか、金融機関と相談する必要があります。まずは残債と査定額の関係を把握することから始めましょう。
空室が多い状態では査定額も下がります。埋める余地があるなら、まず空室対策を試してから判断するほうが有利です。ただし、慢性的に埋まらない物件であれば、早めの売却も選択肢です。
現地の状況が分からないまま判断するのは困難です。当社では、査定額と周辺の市況をあわせてご報告しています。日本全国・海外にお住まいのオーナー様に対応しています。
株式会社moco estateは、札幌市中央区大通西を拠点に、不動産の売却・買取・管理 を行っています。売却だけでなく 当社による買取にも対応しており、「早く現金化したい」「周囲に知られず手放したい」というご要望にもお応えできます。
「売るか持つか迷っている」段階のご相談を、いちばん歓迎しています。お電話(011-795-1621)またはメールでどうぞ。
※税額の計算は個別事情により異なります。実行前に税理士または所轄税務署にご確認ください。
なぜ迷いが生まれるのですか?
判断材料がそろっていないからです。
「なんとなく手放したほうがいい気がする」「せっかく買ったのだから持ち続けたい」。どちらも自然な感覚ですが、根拠にはなりません。
必要なのは、次の3つを数字にすることです。
- 売ったらいくら手元に残るか
- 持ち続けたら、毎年いくら手元に残るか
- これから、いくら出ていくか
この3つが出そろえば、判断は驚くほど簡単になります。
① 売った場合の手取りはいくら?
査定額から、ローン残債と諸費用・税金を引いた金額が手取りです。
計算式は次のとおりです。
手取り額 = 売却価格 − ローン残債 − 仲介手数料など諸費用 − 譲渡所得税
主な差し引き項目は次のとおりです。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| ローン残債 | 金融機関の残高証明で確認 |
| 仲介手数料 | 売買価格×3%+6万円+消費税(400万円超の場合の法定上限) |
| 印紙税・抵当権抹消費用 | 数万円程度 |
| 譲渡所得税 | 売却益に対して。所有5年超で20.315%、5年以下で39.63% |
※所有期間は「売却した年の1月1日時点」で判定します(出典:国税庁)。
まず無料査定を受けて、売却価格の見込みを把握してください。 ここが出発点です。
所有期間が5年前後の場合は、判定基準に特に注意してください。取得から丸5年を過ぎていても、売却する年の1月1日時点で5年以下なら短期扱いになり、税率が倍近く変わります。
② 持ち続けた場合の年間収支は?
家賃収入から、経費とローン返済を引いた金額が手残りです。
年間の手残り = 年間家賃収入 − 年間経費 − 年間ローン返済額 − 税金
経費として見込む主な項目は次のとおりです。
- 管理委託料(家賃収入の3〜5%程度が一般的)
- 固定資産税・都市計画税
- 火災保険・地震保険料
- 共用部の電気代・水道代
- 日常の修繕費
- 入居者募集の費用
- 除排雪費、暖房設備の維持費(札幌ならでは)
注意したいのが、空室を織り込むことです。 満室想定で計算すると、実態より良く見えます。過去の入居率を使って、現実的な数字を出してください。
もうひとつ見落としやすいのが、家賃の下落です。建物が古くなれば、家賃は少しずつ下がるのが通常です。10年間ずっと同じ家賃で計算すると、実態より良い結果が出てしまいます。
③ これから必要な修繕費は?
大規模修繕の時期と金額を見積もります。 ここを無視すると、比較が成立しません。
- 外壁の塗装・補修
- 屋根・屋上の防水
- 給排水管の更新
- 暖房設備(ボイラー等)の交換
築年数が進んだ物件ほど、この金額は大きくなります。 一棟物件では、数百万円単位になることも珍しくありません。
管理会社や施工業者に見積もりを取り、 「今後10年でいくら必要か」 を概算しておきましょう。
3つの数字をどう比べる?
「10年間の合計」で比べるのが分かりやすい方法です。
| 売った場合 | 持ち続けた場合 | |
|---|---|---|
| 収入 | 売却の手取り額(一度きり) | 年間の手残り×10年 |
| 支出 | なし | 今後10年の修繕費 |
| リスク | なし(確定する) | 空室増加、家賃下落、金利上昇 |
| 可能性 | 資金を他に回せる | ローン完済後は手残りが大きく増える |
たとえば 、売却の手取りが2,000万円、年間の手残りが150万円、今後10年の修繕費が500万円なら、持ち続けた場合の10年間は「150万円×10年−500万円=1,000万円」。これに10年後の物件価値を足して比べます。
数字を並べると、迷いの正体が見えてきます。
この比較で大切なのは、 10年後の物件価値も考慮すること です。持ち続けた場合、10年後には建物がさらに古くなり、そのときの査定額は今より下がっている可能性があります。逆に、土地の価値が高いエリアであれば、大きくは下がらないこともあります。
判断を後押しする要素は?
数字以外にも、考慮すべき点があります。
売却に傾く要素
- 所有期間が5年を超え、税率が下がっている
- 大規模修繕の時期が近い
- 満室で収益力が高く、査定額が出やすい
- 管理の手間を減らしたい
- 他に資金を使いたい用途がある
保有に傾く要素
- 入居が安定していて、空室が少ない
- ローン完済が近い(完済後は手残りが大きく増える)
- 立地が良く、将来の資産価値が見込める
- 家賃収入を年金の補完として考えている
どちらとも言えない場合は、まず査定を受けて数字を確定させてください。 売却の判断ではなく、材料集めとして査定を使うのが賢い進め方です。
「買い替え」という選択肢もあります
売るか持つかの二択ではありません。 売却資金で別の物件を買う「組み換え」も選択肢です。
- 築古の物件を売り、築浅の物件に替える
- 管理の手間がかかる物件を売り、区分マンションに替える
- 遠方の物件を売り、住まいに近いエリアの物件に替える
当社は売買と管理の両方を行っているため、 売却と購入をあわせてご相談いただけます。
買い替えには売却と購入の両方で諸費用がかかるため、その分を差し引いても組み換えるメリットがあるかを、事前に計算しておく必要があります。
よくある質問(FAQ)
査定を受けたら売らないといけませんか?
いいえ。査定は現在の市場価値を知るための材料で、売却の約束ではありません。「持ち続けるかどうか判断するために査定を受けたい」というご相談も歓迎しています。当社の査定は無料です。
ローン残債が査定額を上回る場合はどうなりますか?
売却代金だけでは完済できないため、差額を自己資金で補うか、金融機関と相談する必要があります。まずは残債と査定額の関係を把握することから始めましょう。
空室が多いのですが、今売るべきですか?
空室が多い状態では査定額も下がります。埋める余地があるなら、まず空室対策を試してから判断するほうが有利です。ただし、慢性的に埋まらない物件であれば、早めの売却も選択肢です。
遠方に住んでいて判断材料がありません。
現地の状況が分からないまま判断するのは困難です。当社では、査定額と周辺の市況をあわせてご報告しています。日本全国・海外にお住まいのオーナー様に対応しています。
売却・保有のご相談はmoco estateへ
株式会社moco estateは、札幌市中央区大通西を拠点に、不動産の売却・買取・管理 を行っています。売却だけでなく 当社による買取にも対応しており、「早く現金化したい」「周囲に知られず手放したい」というご要望にもお応えできます。
- 宅建免許番号: 北海道知事 石狩(2)第8703号
- 代表:堀麻美(宅地建物取引士/ CPM®(不動産管理経営士)・CCIM®(商業用不動産投資顧問) /IREM JAPAN 北海道支部)
- 所在地:札幌市中央区大通西15-1-12 マンション大通902(地下鉄東西線「西18丁目駅」徒歩3分)
- 対応エリア: 札幌市および札幌市近郊
- 売却査定は 無料 (売却を決めていなくてもご利用いただけます)
- 営業時間:9:00〜17:00(土日祝日定休)※事前のご相談で時間外・定休日も対応可
「売るか持つか迷っている」段階のご相談を、いちばん歓迎しています。お電話(011-795-1621)またはメールでどうぞ。
参考・出典
- 国税庁「No.3208 長期譲渡所得の税額の計算」 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3208.htm
- 株式会社moco estate 公式サイト https://moco-estate.site/
※税額の計算は個別事情により異なります。実行前に税理士または所轄税務署にご確認ください。
